付き合っている彼との同棲が決まった!さてどんなダンドリでどんな手続きが必要なんだろう?私(筆者)も初めて彼(現夫)と同棲することになった時、不安になったものです。一人暮らしの手続きとはどんなところが違うのか見当もつかなかったからです。
家族ではないいわば他人の彼との共同生活にあたり、どのような手続きが必要になってくるのか、同棲を始める前に調べておくことは非常に重要です。彼に任せっぱなしではなく、自主的に行動することで、今後の彼との関係性も変わってくるでしょう。
今回は彼と同棲を始める上で必要な手続きや引越し手順について、パターン別にお伝えしたいと思います。
彼(もしくは自分)の家に二人暮らしをする
まずはどちらかが一人暮らししている場合です。この場合新たに新居を探す必要はないので手続きや費用などの負担は軽くなります。
私も初めは彼がもともと住んでいた家に転がり込む形で同棲(半同棲でしたが…)を始めました。費用と手続きについては下記の通りです。
どちらかの家で同棲する場合の費用
・引越しする側の荷物の移動費(引越し業者に頼む場合も)
・必要な家具家電、小物費用
まず、引越しする側の荷物の移動費用は必須ですね。私の場合は実家から洋服やカバン・靴などしか持って行かなかったので大きなダンボール二つほどを宅急便で送りました。送料は5000円もかからなかったと思いますが、荷物量や移動距離によって金額は変わってきますので調べてみましょう。(ヤマト運輸公式HP)
家具家電を買い足す必要があるかもしれませんので、彼と話し合いましょう。例えば二人で暮らすとなると、一人暮らしで使っていた冷蔵庫では足りない場合も。また、食器や歯ブラシ、布団など細かいものも揃える必要がありますね。
友人は「彼の家にドライヤーがなかった」ということで購入したとのこと。
どちらかの家で同棲する場合の手続き
・役所へ住民票の異動手続き
・運転免許証の住所変更
・その他登録住所の変更
・不動産屋へ賃貸借契約変更手続き
・郵便物転送手続き
住民票を移さない人もいるようですが、基本的には住んでいる場所に住民票を移す必要があります。近くの役所で手続きをしましょう。
住民票異動の際、「世帯主」を問われると思いますが、どちらかを世帯主とする場合と二人とも世帯主になる場合どちらでも選ぶことができます。私は仕事をしていましたし、結婚をするわけではないので彼の家に「世帯主として」入居する形をとりました。
住民票の異動に伴い、登録住所の変更も忘れずに行いましょう。運転免許証の住所変更は必須ですので住民票手続きの後すぐに行いましょう。なぜなら、今後どんな手続きにおいても運転免許証さえあれば大体のことはできるからです。
銀行なども基本的に住所変更が必要ですが、私は実家を出てから結婚するまで一度も住所変更をしませんでした。(すっかり忘れていました)でも何も不自由を感じたことはありませんし、住所変更の催促をされたこともありません。落ち着いてからゆっくりやれば十分でしょう。
不動産屋の賃貸借契約変更手続きは、二人暮らしする部屋の契約が「一人暮らしをする契約」になっているために必要なものです。忘れずに行いましょう。
最後に、郵便物の転送届を郵便局で手続きしましょう。自分宛の郵便物が来なくなってしまうので、例えば公共料金の請求書などが届かなくなってしまっては、督促の対象になってしまうことも。
新居を探して二人で引っ越す
二人で暮らす新居を探してそこの引っ越す場合もあるでしょう。この場合、まとまったお金が必要になるので、二人で内訳などをしっかり相談して決める必要がありますね。
新居を探して引っ越す場合の費用
・賃貸費用
・引越し異動費用
・必要な家具家電、小物費用
引越しをするとお金がかかります…。賃貸費用とは大家さん(管理会社)に払う敷金・礼金・前家賃1ヶ月分、不動産屋にはらう仲介手数料などのことです。家賃4~5ヶ月分くらいと言われていますので、10万の家賃であれば40〜50万はかかります。
敷金礼金0や仲介手数料が割引になる場合もありますので、お部屋探しもお得にできたらいいですね。
お互い実家暮らしだった場合、家具家電などは全て揃えなければならないので大変です。同じ量販店でまとめて買いポイントを貯めるなどして、うまく買い物しましょう。
新居を探して引っ越す場合の手続き
・役所へ住民票の異動手続き
・運転免許証の住所変更
・その他登録住所の変更
・郵便物転送手続き
・光熱費、水道、インターネットなどの契約手続き
住民票手続きや住所変更・郵便物転送手続きはどちらかの家で同棲する場合と同じです。加えて必要になるのは光熱費や水道などのインフラ手続き。
あなたと彼どちらの名義で手続きをするのかまず話し合いましょう。また、現在は電気ガスの小売自由化が進んでいますので、安い会社を探して契約しましょう。
まとめ:同棲で気をつけたいこと
いかがでしたか?同棲において必要な費用や手続きはパターンによって様々ですが、間違いなく煩雑になりますので、うまくスケジューリングして無駄なくお得に進めることが重要ですね。
同棲で気をつけたいことは、「お金の話し合い」をしっかりすること。完全折半にするのか、割合を決めるのか。この話し合いは今後彼と長くおつきあいをする上で必要不可欠です。同棲は「結婚が遠のく」「失敗する」などマイナスイメージが付きまといますが、結果どうなるかはあなた次第です。
私は、結婚前に同棲をしたことによる結婚に近づくことができゴールインできたと確信しています。同棲手続きを彼と協力しながら行う中で、二人での人生をより想像しやすくなり、お互いの新たな側面を知ることができますよ。
「結婚前の同棲」についてはこちらもどうぞ→同棲は結婚前にしといたほうが絶対いい!失敗しないコツ紹介
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