私が保育士を辞めた理由3つと辞めて後悔してること3つ

仕事
スポンサーリンク

かんころです。私は現在、一般企業に勤めていますが、それまでは実は都内の民間保育園に勤務していました。20代にしてなぜ保育士を辞めたのか、その理由と、辞めて後悔していることをお話しします。

この記事を読んで、保育士として仕事を続けていくことに悩んでいる方の気持ちに少しでも寄り添えたらと思います。そして、保育士を続ける道を選ぶにしろ、転職するにしろ、間違いではないことをお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク

私が保育士を辞めた理由

土日休みではなく固定休日でない

私にとって保育士を続けるのが辛かった一番の理由は土日祝やすみではないことでした。友人はもちろん、当時付き合っていた夫とも休みが合わないと出かける予定も立てづらく結構ストレスでした。

また、保育園の行事は土日祝日にあてがうので、その前日は夜遅くまで準備がありますし、翌日は必ず振替休日というわけでもないので、体力的なしんどさも感じていました。

自治体の補助で運営しているので、給与や福利厚生が不安定

保育園は国の認可を受けた「認可保育園」、都や市の独自の基準を満たした「認証保育園」、認可を受けていない「認可外保育園」と主に3つに分類されています。「認可保育園」や「認証保育園」は子どもの安全を第一に定められた厳しい基準を満たしていることを条件に運営をする代わりに、国・都・市から運営費や職員給与等の補助金を申請することができるのです。

私が働いていた保育園では毎月かなり高額の補助金を受け取っており、保育士の給与や賞与もこの補助金でほとんどまかなっているといっても過言では無い状況でした。また、現在全国的に保育士の社宅借り上げ(家賃)を支援する「保育士宿舎借り上げ支援事業」の利用が広がっています。この制度は年度毎に申請するので制度が使える年は家賃補助が受けられますが、翌年度に制度が変わらず使えるかどうかはギリギリにならないとわからないのです。

私自身独身時代はこの借り上げ制度を利用して一人暮らしをしていましたが、都内でしたので補助がなくなるとかなり高額の家賃を実費で支払わなければならないとなるとかなりの負担になるので不安でした。

一見ありがたい制度ではありますが、会社の制度ではなくあくまで国の補助金が得られることが前提なので、常に不安定な状況であるというのは精神的にもあまりいいものではありませんでした。

潰しがきかない

保育士は本当に楽しくてやりがいがある仕事ですが、保育士として働き続ければそれだけ「保育士としてのキャリア」しか得られない。転職は30代がぎりぎりと言われている中、このまま保育士として働き続けることが正解なのか悩みました。

保育所の存在意義について疑問視

私が働いていた保育所は比較的高所得者が多い地域にあり、バリバリ働くキャリアウーマンママもいれば、夫が会社経営者のためその会社に籍を置いて保育所に預ける主婦ママもいました。お家で面倒がみれるはずなのになぜ保育所に預けるのか…私を始め子ども好きな保育士は不思議で仕方ありませんでした。

仕事をしていないのに0歳児から預け、初めてつかまり立ちしたり歩いたりした瞬間も見れず、熱があっても預けてきたりお迎えをお願いすると嫌がったり。働かなければいけない保護者のために保育を必要とする子どものために存在しているはずの保育所は、なぜか本来の意義に反している状態になっています。

私が保育士を辞めて後悔していること

子どもに癒されるかけがえのない時間

なんといっても子どもと関わる中で癒される時間って、現場でないと味わうことができません。プライベートで嫌なことがあっても、子どもの笑顔や柔らかい肌、楽しそうな声を聞くと忘れられます。ニコニコしながらすり寄ってぎゅってしてくる時なんか、本当に可愛くってたまりません。愛おしい思いが、「この子たちを守らなければいけない」という責任感に繋がるんですよね。

大人としか関わることのない一般企業での仕事は癒しを得ることはできません。プライベートで嫌なことは、プライベートの時間内で解消しなければなりません。

保育士のやりがいは抜群

子どもは日々目に見えるように成長しています。昨日できなかったことができるようになったり、ケンカせず仲良くお友達と遊べるようになったり、小さな変化を感じることができると、保育士をしててよかったなあと思います。

また、保護者から「いつもありがとうございます」「先生のおかげです」など声をかけてもらえると、自分自身の成長も感じることができます。常に他人とのコミュニケーションで成り立つ仕事であるからこそ、自他の行動の振り返りがその場でできるので、やりがいを感じる瞬間が多いのではないかと感じます。

一般企業で事務として働く現在、私がやっている仕事は直接的に何かの成長や成果に関係するわけではないので、目に見えたやりがいを感じることは非常に難しいです。業種によるのかもしれませんが、今まで保育士として働いていた自分にとっては、このギャップはかなり大きいものだと感じています。

求められているという満足感

子どもは「先生〜」と甘え、求めてくれます。クラスを持っていると、担任としての責任があるので常に様々なことを求められます。保育士として当たり前のことなのですが、これは保育士や教師などの現場で働いていないとなかなかない状況ではないかと思います。求められていることが当たり前であった私は、今の職場に転職してからは「自分が休んでも代わりがいくらでもいる」「やることがある程度決まっている」仕事の仕方は物足りなさを感じてしまいます。

保育士以外に何ができるんだろうと悩んでいる人へ

保育士としてずっと現場で働いてきた人は「私には保育の仕事しかできない」と思っている場合が多いと感じます。私自身も、保育以外のことはあまりわからないので他の職種を探すのにはかなり苦労しました。

私は転職活動の際、pc操作がある程度できることと、保育士としてのコミュニケーション能力を武器として自己アピールをしました。子ども、同僚、保護者、さまざまな視点で物事を捉えなければならない保育士は、何事も客観的に捉えることができるので、危機管理能力の高さを長所としたのです。

幸い、人員増加に力を入れている企業に拾ってもらえたので私でも一般企業への転職が叶いました。タイミングがよく、ラッキーだったのかもしれません。

しかしこの成功例は元保育士でも、違う職種、業種にチャレンジすることが可能だということを表しています。自分の今までやってきたことを振り返り、洗い出してみることで、他の仕事への活かし方が見つかるかもしれません。

それが難しい場合でも、派遣社員という選択肢もあります。実際私が今働いている会社では派遣社員がたくさんいますが、若い女性で元保育士だった方が結構多いんです。

派遣社員なら時間給にはなりますが条件が整えば有給休暇も取れるし福利厚生がしっかりしているし、自分の能力に合わせてさまざまな仕事を紹介してくれます。保育所での勤務と違い、平日の決まった時間で仕事ができるのでとても自分の時間を作りやすくなります。

まずは第一歩として、派遣会社への登録をしてみたり、登録前にどんな求人や働き方があるのか探ってみるのもいいと思います。

まとめ

保育士はとても大変な仕事です。でもそれ以上にやりがいを感じていたし、責任感が伴うぶん、達成感や喜びはいわゆる一般企業の仕事ではなかなか味わえないと思います。保育士という資格は国家資格であり、一生物の財産です。保育士として子どもたちの一番近くで成長を支える仕事をずっと続けていくことはとても素晴らしいことだし、誰にでもできることではありません。

私の場合はなんとなく逃げるように現場を離れましたが、また絶対、子どもたちの一番近くで働ける環境に戻りたいと思っています。保育士は一生ものの資格だからこそ、また戻ることもできるのです。

きっと保育の仕事を続けていくことに悩む瞬間は誰にでもあると思いますが、一度離れて、少し違う仕事をしてみるのもありなのかなと思います。私自身畑違いの仕事に転職したことで、保育士の仕事の魅力を再確認できました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました