かんころです!
私自身、付き合って3年で結婚して1年半くらいになりますが、価値観が違うなあと思うことってよくあります。人とのおつきあいにおいて、「価値観」は非常に重視されるものですよね。
価値観が違いすぎて夫とはやっていけない!
顔がタイプだけど価値観が違うから結婚はちょっと無理かも…
このように、価値観の違いというものは離婚に繋がったり結婚できない理由になったりと、かなり大きなポイントになります。しかし価値観が合わない夫婦というのは果たして本当にうまくいかないのでしょうか?
結論としては、価値観が違っていても仲良くやっている夫婦、ラブラブな夫婦はたくさんいますので問題なのはその価値観の違いをどう解釈していくかということなのです。
価値観とは
価値観とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。
Wikipediaより
要は「自分が大切にしていること」です。価値観は恋愛や結婚だけではなく仕事でも非常に大切なものになりますよね。
世界は日進月歩で進化し続けており、私たちの生活はどんどん変わっています。女性の社会進出や晩婚、未婚率の上昇、終身雇用制度の崩壊、など、自分の親世代とも全く違った価値観が生まれてきています。
価値観はどんどん変わっていくもので、決して凝り固まった物ではないのです。
価値観の違いが生む夫婦問題と乗り越える難易度
価値観は変わっていくものであるとお伝えしました。つまり、「価値観が一緒だからこの人と結婚した!」と思っていても時間が経過するにつれ価値観のづれが生じることがあるのです!
逆に価値観が違うなと感じながら結婚した夫婦でも、夫婦生活が続く中で価値観が擦り合わさっていく場合もあります。すり合わせは簡単な場合もあればとても困難な場合もありますよね。
ここで世間的に「価値観の違い」がどんなものがあるか具体的に挙げてみます。
・金銭感覚
・子どもが欲しいか
・子どもは何人欲しいか
・子どもの教育について
・そもそもの常識的な問題(言葉遣いなど)
・夫婦のあり方について(専業主婦か共働きか)
・夫婦の性生活について
ざっと代表的なものが上記のような問題ではないでしょうか。ではこちらの価値観の違いについて、「夫婦で乗り越えていけるかどうか」感覚的な難易度を三段階(★〜★★★)考えてみます。
・そもそもの常識的な問題(言葉遣いなど)→★
・子どもの教育について→★
・金銭感覚→★★
・夫婦のあり方について(専業主婦か共働きか)★★
・子どもは何人欲しいか→★★
・子どもが欲しいか→★★★
・夫婦の性生活について★★★
そもそもの常識的な問題(言葉遣いなど)(難易度:★)
言葉遣いについてです。 彼氏でも、食べることを”食う”や ご飯のことを”メシ”と言うのはどうですか? 経験上での価値観なのかもしれませんが 私の周りには今までそんな言い方をする人が いなかった為 今付き合っている彼が そういった言葉遣いをするのできになってしかたありません。少し嫌です、、、 どの範囲まで許せますか? 食う、飯でも私は嫌です、、
YAHOO!知恵袋
上記のような言葉遣いについての価値観の違いは、夫婦でもよくあるのではないかと思います。これは、育ちの違いや周りの環境が大きいと思いますが、あまりに気になるようであれば根気よく注意することで改善が見込めると思われます。
夫と価値観が違いムカついています。 1歳2ヵ月の子供がおります。 私たち家族はアパートの2階に住んでいて、1階の人から「子供の足音がうるさい」と苦情があったと管理会社より連絡がありました。 私は1階の人に謝りに行ったほうがいいと夫に言ったら、夫は「1階の人は理解がない変わった人間だ。そういう人とは分かりあえない。子供の足音なんて生活音の一部なんだから、謝りに行く必要はない。こっちに非があるわけではないから、勝手に謝りに行くなど余計なことはするな!」 といった感じです。 私はいくら子供が小さいからといってもうるさくしているのはうちだし、謝りに行くのが常識と思っていましたが、夫は違う考えのようです。 こんな夫この先上手くやっていけるか不安です。 このような人とうまく暮らせる方法があったら教えてください。
YAHOO!知恵袋
こういった小さな価値観のズレは挙げたらキリがないものです。自分が間違っていないと思う行動を自分自身が積極的にすれば良いのかなと思います。そうすることで相手も考えが変わってくる可能性もあるし、譲歩してくれるようになるかもしれません。
子どもの教育について(難易度:★)
子どもは私立に行かせたいか、習い事はたくさんさせたいかどうかなど教育についての価値観が衝突することはあるかもしれません。しかしこれも金銭感覚に直結するもので、現在の夫婦の家計状況を話し合いながらどうしていくべきか決めなければならないことです。
教育については「どうしてそうしたいのか?」を相手にしっかり伝え理解してもらったり、相手の意見を聞いたりしながらすり合わせていけるのではないかなと思います。
金銭感覚(難易度:★★)
金銭感覚の価値観の違いにより上手くいかなくなる夫婦は多いような気がします。たとえばギャンブル好きとそうでないもの同士であれば必ず反発が起きるでしょう。洋服や食事にかけるお金の高さがあまりに違うと、今後の生活に不安を感じてしまいますよね。
金銭感覚の価値観は非常に重要なポイントであり、また結婚前からすり合わせや判断が一番可能な部分であると言えます。
夫婦生活を続けていく上で金銭的な問題は避けることができないので、結婚前にしっかりと確認しておくことで、力を合わせて乗り越えていけるでしょう。
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夫婦のあり方について(専業主婦か共働きか)(難易度:★)
「専業主婦でずっと過ごしていたのに突然働けと夫に言われた」といった体験談がちらほら目に入りました。また逆に「子供ができても働いていたいのに仕事をやめろと言われた」とか、夫が専業主夫になりたがっているとか、夫婦のあり方における価値観の違いはたくさんでてくるでしょう。
ただこれは、金銭感覚の価値観にも直結する問題といえます。どうしてそうしたいのか・そうしてほしいのか?をしっかり話し合うことで、どうすべきなのかが見えてくるはずです。
例えば「専業主婦ではなく働け」と夫に言われそれが嫌な場合はまず理由をしっかり聞きましょう。金銭的な問題なのであれば、自分が専業主婦でもやっていける試算を視覚的に伝えるのがベストです。
今これだけ貯金があって、毎月このくらい節約してるから
将来的な老後の資金も問題ないよ!と説得できればいいわけですね。
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子どもは何人欲しいか(難易度:★★)
子どもが何人欲しいのかという家族計画は確かにいざこざを生む問題となり得ると思います。しかし子どもは授かりものなので、いくら欲しいと思っても必ず産めるとは限りません。
何人欲しいかという価値観よりも、なかなか授かれなかった場合に不妊治療などに協力してもらえるかどうかというところが重要なのかなと思います。
子どもが欲しいか(難易度:★★★)
子どもが欲しい欲しくないで衝突する夫婦は、価値観をすり合わせるのはなかなか困難と言えます。なぜなら子どもを授かれるかどうかは自分で決められるものではない上に年齢的なリミットがあるからです。
私の友人(女)で、この価値観の違いから離婚したカップルがいます。友人は子どもがすぐに欲しかったけれど旦那は最低5年は子どもはいらないと言い放ったそうです。友人は「5年経ったら35歳!もう高齢出産になってしまうし、すぐ授かれるわけじゃないんだよ?」と説得を試みましたが、「芸能人とかみんな40歳くらいで産んでるんだから大丈夫でしょ」と言われてしまったのだそうです。友人は子どもがどうしても欲しかったことと、自分の気持ちを考えてくれない旦那に愛想つかしてしまい、離婚を決意しました。
子どもはやっぱり欲しいなと思ったときに年齢を重ねていたら非常に難しくなるものなので、価値観があまりにも掛け離れているのであれば諦める(相手の意志に合わせる)か離婚をすることを検討することになるのではないでしょうか。
夫婦の性生活について(難易度:★★★)
いわゆるセックスレスで悩む夫婦は表沙汰にはなかなかならないものの潜在的に非常に多いと言われています。
既婚者の55.2%、交際中では29%が「セックスレスだと思う」と回答。
SAGAMI
セックスレスの解消法など様々なメディアで取り上げられていますが、色々試してもなかなか改善されないとなると、メンタル的なダメージが非常に大きくなりますよね。セックスレスを受け入れて諦めるのか、婚外恋愛に走ってしまうのか…どちらにせよ、セックスレスをこじらせた夫婦については価値観のすり合わせは難しいと感じます。
価値観の違いを乗り越える方法
ちなみに私の場合、夫とはマイホームの考え方が大きく乖離していました。私は都心に通える範囲の地方都市に新築マンションが欲しい、夫は都内の中古マンションか一軒家が欲しい。よくある夫婦の悩みかもしれませんが、これは金銭的価値観の違いによる物なのでなかなか大変でした。
私がこの夫婦の価値観をどのように乗り越えたかお伝えします。
①私がなぜ郊外のマンションがいいか具体的に伝える
②夫が都内の中古マンションか一軒家が欲しい理由をしっかり聞き、受け止める
③お互いが理想とする家のモデルルーム見学にたくさん足を運び、その度に意見交換をする
④うちの場合最後はローンが返していけるかどうかが問題点だったので、郊外マンションの家計シミュレーションを具体的に表にして提示
⑤1年かけて①〜④を行い、結果的に私の希望する郊外マンションを購入
私は価値観の違いを乗り越えていくためには相手を「受け止める」こととある程度「時間をかける」ことではないかなと考えます。
相手の意見をしっかり受け止め、ゆっくり時間をかけて自分なりに考えていくと、「確かにそうだよなあ」と思うこともあり、結局夫の意見を尊重する場合も多くあります。結果的に私の希望が通ったのですが、私は今後もこのスタンスでコツコツと夫との価値観の違いを乗り越えていきたいなと思います。
まとめ:価値観より大切なのは相手を受け止めることと尊敬する気持ち
いかがでしたか?夫婦間でよくある価値観の違いを難易度ごとに分けてみました。また、私なりにこの違いを乗り越えていく方法をお話しさせてもらいました。参考にしていただけたら嬉しいです。
価値観の合わない夫婦が絶対にうまく行かないということはありません。乗り越えられるかどうかは状況に応じてということになりますが、相手を尊敬する気持ちがあれば価値観を受け入れることができ、解決に繋げていけるのではないかと思います。
参考にしていただけたら嬉しいです。
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