私は四年大卒業後社会人になってから、結婚相手を探すことを前提として男性とのおつきあいを重ねてきました。合コン、街コン、紹介、オフ会、マッチングアプリ…様々な場所で出会いおつきあいをする中で、結局いまの旦那と結婚したわけですが、決して理想通りの相手だったわけではありません。
この記事では、私が結婚前に婚活を経験して確信を得た「結婚相手を選ぶときの妥協点」をお話ししようと思います。
妥協せず理想の男性と結婚することは現実的に可能なのか?
正直妥協を一切せず理想通りの人と結婚できたらこれ以上嬉しいことはないですよね。実際にはそんなことは可能なのでしょうか。結論として、非常に難しいと思われます。
私の友人で大学時代から付き合っていた彼と結婚をした子がいますが、「彼は高学歴で高収入で顔もタイプで優しくてまさしく理想の人!」と言っていました。理想の男性と結婚できる人って、もしかしたら学生時代からイイ男をしたたかにゲットしているパターンが一番多いんじゃないかなと感じました。いい人って早く売り切れてしまうものですね…。
結婚相手を選ぶ際の大前提
私が思う結婚相手を選ぶ際の大前提は下記の二つです。
①あなたのその理想は、長い結婚生活を送る上で絶対譲れないポイントなの?
②自分自身のスペックに釣り合ってるか?(自分を棚に上げてない?)
①あなたのその理想は、長い結婚生活を送る上で絶対譲れないポイントなの?
結婚情報サイトゼクシィHPでは、こんなアンケートの結果が出ています。
先輩花嫁にアンケートを実施した結果、「結婚生活への理想と現実の間にギャップがあった」と答えた人は、実に90%以上。
教えて!「理想の結婚生活」…現実とのギャップと埋め方って? ゼクシイ
婚活をする場合、どうしても品定めしてしまうじゃないですか。自分の理想と比べてしまう。でも、結婚した後の生活ってほとんどの人が「思ってたのと違った」とギャップを感じているんです。たとえ理想に当てはまっていたとしてもギャップがある確率は非常に高いと言えます。
なので、結婚相手を選ぶ大前提としてその理想はながーい結婚生活で絶対に譲れないポイントなのか?ということです。どちらにせよ理想通りの完璧な結婚生活にならない可能性は高いので、その上で絶対に譲れないのかどうかを今一度改めて考えてみてください。
②自分自身のスペックに釣り合ってるか?(自分を棚に上げてない?)
「高学歴の人がいい」「年収は1000万以上で…」「爽やかなイケメン希望…」理想はつきませんが、果たして、相手に求めるそのスペックはあなた自身のスペックと釣り合っているんでしょうか。
婚活に限らず恋愛をする際、自分のことを棚に上げてる人ってなかなかお相手が見つからないイメージです。厳しい意見かもしれませんが、スペックの高い男性はその分女性を選ぶことができるわけですから、自分自身に何か秀でているものがないとゲットは難しいのではないかなと思います。
ここだけは絶対妥協してはいけないポイント
私が婚活していて感じた絶対妥協してはいけないポイントを挙げてみます。
①同居の有無
②言い合いができる(意見交換がまともにできる)
③子どもが欲しいかどうか
①同居の有無
私が1番大事にしたのは義両親との同居の有無です。すぐに出なくても将来的に同居を考えている人は一定数いるもので、事前に確認することは必須です。
私の親戚が義両親との同居で嫌な思いをしているのを近くで見ていたので、どんなに義両親がいい人だとしても同居だけは絶対にしないと心に決めて結婚相手を探しました。
②言い合いができる(意見交換がまともにできる)
血がつながってないとはいえ家族になるのですから、言いたいことが言える関係でないと結婚生活はやっていけないと思います。
小さなことでも我慢せず自分の意見を言えないと、ストレスが少しずつ溜まっていっていつか爆発してしまうかもしれません。また、夫婦間で上下関係のようなものができてしまい、DVにつながる可能性もあります。
「いつかわかってくれるだろう」「いつか変わってくれるだろう」と言葉にしないまま相手に変化を求めようとする人がたまにいますが、コミュニケーションを取ることは基本中の基本です。たくさん意見交換して結婚前に関係性をしっかり築くことはとても大事です。
子どもが欲しいかどうか・不妊治療についての考え方
子どもが欲しいかどうかは結婚前に話しておきたいポイントです。子どもがいらない人と絶対欲しい人がうまくいくわけありません。また、自然妊娠が必ずできるとは限らず、不妊治療を見据えた未来について考えられるかどうかも意見を一致させておく必要があります。
子供を望む男性約2800人のうち、不妊の半分は男性に原因があると知っている人は46%にとどまった。本人またはパートナーが精液検査を「受けていない」と答えた人は75%で、理由は「自分に問題があると思わないから」(38%)が最多だった。
不妊の半数は男性が原因 治療法は進展、簡易の検査も NIKKEI STYLE
不妊治療って女性だけが頑張るイメージがいまだに根強いですが、本当は男性不妊が半数を占めているにも関わらず夫側が非協力的な人が多いからなんですよね。子どもが欲しいのなら、不妊の可能性や治療に協力してもらえるかも結婚前に確認しておくのがベストです。
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ここは妥協してもいいんじゃない?
逆に、ここは妥協しても結婚生活にさして影響はないなと感じるポイントを挙げます。
①年収や学歴
②見た目
③趣味
④価値観(ものによる)
①年収や学歴
学歴はともかく年収を気にされる方とても多いと思いますが、「その年代の平均年収くらいはもらえてるかどうか」だけで十分でしょう。理想の年収は1000万以上だとか言われていますが、実際にそんなにもらえているのはほんの一握りで、2020年の正社員の平均年収は409万円だったことが調査でわかっています。
転職サービス「doda(デューダ)」が「平均年収ランキング2020」を発表しました。2020年の平均年収は、昨年から1万円増の409万円でした。
正社員の平均年収、2020年は「409万円」 デューダが「平均年収ランキング2020」発表 YAHOO!JAPAN ニュース
今の年収よりも、これから出世するかとか、収入が上がる見込みがあるかをチェックした方が現実的です。また、浪費癖がないかどうかも重要です。今後結婚生活で貯金をしっかりしていけるかどうかを判断できたらいいですね。
②見た目
よっぽど生理的に無理でなければいいかなと思います。私自身美人なわけではないので、見た目はあまり気にしたことはありません。ただ、身長は自分より高い人がいいなとは思っていました。
タイプの顔じゃなくても、一緒に生活してると全然気にならず、むしろ愛着が湧いてくるものです。
③趣味
私と夫は趣味が全然合いません。インドアとアウトドアだし、服の好みも違います。しかも付き合っている当初、夫のアウトドアの趣味に無理やり付き合わされていました。
それでも、まぁたまにならいいかなと思えますし、嫌だったら断ることもありました。私自身は少々オタクですが、夫に何か言われたことはありません。お互いの時間が尊重できれば、リフレッシュにもなり夫婦喧嘩も少ない気がします。
④価値観(ものによる)
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まとめ
いかがでしたか?この記事では、婚活で結婚相手を選ぶ際妥協してはいけないポイントについてお話ししました。
①同居の有無
②言い合いができる(意見交換がまともにできる)
③子どもが欲しいかどうか
私は結婚前に数ヶ月でもいいので同棲することを強くお勧めしていますが、年齢や婚活状況によっては時間がない場合もあるでしょう。その場合は、私が思う絶対妥協してはいけないポイントを参考にしてみていただけたら嬉しいです。

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