「子育てってもっと楽しいものだと思ってた」「街で見かけるママはあんなにキラキラ楽しそうなのに、なぜ…」そう悩んだことありませんか?私自身保育士をしていたので子供が大好きで、子育ては絶対楽しいに違いない!って思ってました。
でも、実際子供が生まれて育児に追われる日々を過ごしてみると…
あれ?子育てって同じことの繰り返しだし、つまらない…
子育て中ってどうやってモチベーションを保てばいいのでしょうか?私自身も陥った子育てへの「苦痛」「退屈」を乗り越えるための方法をお話ししていきます。
子育てがつまらないのはなぜなのか
子育てがつまらないと感じてしまうのはこんなときです。
毎日同じことの繰り返しになる
授乳時間が決まっていたり、離乳食が始まったりすると、だいたい何時に何をする、というのが決まってきます。そうすると結局同じような日々を送ることになってしまいますよね。
朝起きて寝るまで、同じことの繰り返し。小さいうちは遠くへも出かけられないので散歩も同じようなところばかり。
夫の休日まで指折り数えてただ毎日が過ぎるのを待っている感じです。
自由に出かけられない
独り身なら、ちょっと買い物に行ったりお茶しに行ったり、好きなところにどこへでも行くことができるのに、子どもがいるとそうはいきません。
授乳や荷物を考えると遠出はできないので、せっかくテレビで気になるお店があっても行くことはできません。
自分の好きなことができない
子供は目が離せないので、なかなか自分の好きなことができません。子供がお昼寝をしても、すぐ起きてしまうし、自分も体力を回復させるために少し寝たいし…
結局、やりたいことが何もできないママ1日が過ぎて行ってしまいます。
子供が言うことを聞かなくて疲れる
子供が後追いをするようになったり自由に動けるようになると、「危ない!」「それはだめよ!」などと声を上げることが増えてきます。「生後間もない頃は寝てるだけだから楽だったなぁ〜」と過去を羨んだり「どうして言うこと聞いてくれないの」と落ち込んだりして、疲れが溜まっていきます。
社会から遠ざかった感じがする
夫は子供が生まれてからも変わらず仕事に行って社会と繋がっているのに、私はずっと家にいて孤立している感じがする…。
仕事をしていない・自由に外に出れない状況が続くと、社会との接点がなくなった感じがして、結構しんどいですよね。街で見かけるOLがキラキラ眩しくて、育児でボロボロになった自分と比べると虚しくなります。
子育ての退屈から逃れる方法
子育ての退屈から逃れるためにするべきことを挙げます。
仕事復帰
仕事をすることで、社会への接点を持つことができ、生きる楽しさを味わえます。また、子育ての時間が限られるので、子供と向き合う時間を大切にしようと思えます。
子供を幼い時から保育園に預けることに否定的な意見もありますが、子供を預ける時間が長いことは育ち方に関係していないと研究でわかっています。
日本で認可保育園児232人を対象に長時間保育が子供の発達に及ぼす影響について追跡調査を行った結果では、保育時間の長さと5年後の子供たちの発達や問題行動に関連が見られませんでした。つまり、日本の質の保たれた保育環境では、長時間子供を預けても、その子供の発達に悪影響がでたり、問題行動が増えることにはつながらないことが明らかにされているのです。
「保育園児より幼稚園児の方が上」は本当か プレジデントウーマン
「つまらないな〜」と思いながら子供と毎日過ごすより、仕事でちょうどいい息抜きをして気持ちに余裕を持った状態で子供と関わった方が、親子の精神衛生は絶対良いはずですよね。
目標を作る
資格取得や趣味など、なんでもいいので新たに挑戦する目標を作ってみるのはどうでしょうか?子どもが寝た後の30分だけでも全力で取り組めるものを始めてみたら、人生がちょっと楽しくなります。
限られた時間なので集中することができるし、夜のその30分だけは子育てから離れ、自分のために生きることができるので、とても充実しています。
私はファイナンシャルプランナー3級取得のために
毎日ちょっとずつ勉強を始めました。
15分だけでも勉強に集中するだけで、
その1日「頑張った!」と思えるのでおすすめです。
人に会いに行く
友人や実母など、気のおけない存在に会いに行っておしゃべりするだけで、気持ちがすっきりします。近くにそう行った人がいない場合は、地域の子育て支援センターやイベントに参加することで、人と関わることができます。
とはいえ、育児に疲れてしまっていると「誰にも会いたくない…」と外に出るのすら億劫になってしまいますよね。家に遊びにきてもらうにも、片付けなきゃいけないし飲み物やお菓子を用意しなきゃと気を使ってしまって結局疲れてしまう…。
無理に子供同伴で出かけようとせず、旦那に預けて半日でも一人で出かけられたら一番ベストです。一人なら少し遠くても行けるので、久々に友達と会ってたくさんお話ししましょう。
旦那さんが育児に協力してくれるようにこちらから働きかけすることがポイントです!

いつもよりも真面目に子供に向き合ってみる
育児に疲れて、気づいたら1日が終わっている…。そんな毎日を過ごしているかもしれませんが、ほんの少しだけでもいいので全力で子供に向き合う時間を作ってみてください。
もしかしたら、気づけなかった子供の成長を発見できて、「あ、子育てって楽しいかも!」と一瞬でも思えるかもしれません。
子供(赤ちゃん)との向き合い方
子育てがつまらないなー疲れたなー、日中はそう思っていても、子供が寝静まって落ち着いた時などにふと、「ちゃんと向き合わなきゃ!」と思うことがありませんか?私は毎日その繰り返し。子供の成長は著しくて今を楽しみたいという気持ちはあるのに、「退屈」「疲労」が優ってしまうんです。
私は育児が嫌になって投げ出したくなった時こそ、1分でも2分でも子供に全力で向き合おうと意識するようにしています。
たくさん話しかける
意味は分かってないかもしれないけど、とにかくたくさん話しかけてみます。赤ちゃん言葉じゃなくても、「あー今日は天気悪いね、嫌になっちゃうね〜」と旦那に話すのと同じような感じで子供に話しかけます。
たくさん話しかけていると、なんとなく、子供も安心しているような表情を浮かべたり、行動も少し落ち着きます。頭の中でイライラしているよりも、とにかく思ったことを声に出すだけでも発散できますよね。子供は何も返してくれないけど、目を見てニコッとしてくれると、それだけで気分がすっきりしたりします。
絵本を読む
7ヶ月ごろになると腰が据わってきたので、座らせた状態で膝に乗せて絵本を読む時間を作るようにしました。静かには聞いてくれず、絵本を引っ張ったりページをどんどんめくろうとしたり、自分が思っているように読み聞かせはできません。でも、小さい頃から絵本に触れていることで、もう少し大きくなった時にきっと興味を持ってくれて、楽しく読み聞かせができる日が訪れることでしょう。

同じ目線で同じ景色を見てみる
ベランダに出た時とか、近所を散歩している時とか、抱っこをして同じ目線で同じ景色を見る時間を作るよう意識しています。子供にとってはきっと初めて見るものもたくさんあって、毎日が刺激的なんだろうなあと思うと、自分もちょっと楽しくなります。
まとめ
いかがでしたか?子育てがつまらなくて毎日しんどいとき、刺激のない日々の過ごし方をお話ししてきました。
・子育ての退屈から逃れるためには、やはり子供と離れる時間を作ることが一番。離れる時間があるからこそ、子供への愛情や、大切さを再確認できます。
・退屈だな〜と思った時こそ、1分でもいいから子供と全力で向き合う時間を作ってみるのがおすすめ。
参考になったら幸いです。
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