妊婦で仕事辞めた人へ。失業保険の申請方法を確認しておきましょう

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妊娠が発覚すると、今後の仕事をどうしようか悩む方もいるのではないでしょうか。特に妊娠初期はつわりがひどくなる方も多いので、休みがちになるとこのまま続けていけるのか不安になりますよね。

仕事を辞めてしまうと、経済的な問題をはじめ、保育園に入りづらかったり、これまでのキャリアがストップし社会復帰が難しい場合もあるため、簡単な選択ではありません。しかしよくよく考えた上で退職する方は一定数いらっしゃいますよね。

退職後の金銭問題を考えると、いかに賢く国の制度を利用するかが重要になってきます。そこで注目したいのは「雇用保険」。皆さんが働いている際に給与天引きで払っていた「雇用保険」は退職・止むを得ない休業などの際に利用できる制度であることをご存知ですか?

今回は雇用保険を利用した「失業保険」についてお話しします。私自身何度か転職をしており、その際に「失業保険」を受給したので体験談を合わせてお伝えできればと思います。

※注意!!!妊娠が理由による退職の場合、失業保険は通常の受け取りスケジュールとは異なります!合わせて確認してください!!!

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失業保険をもらうために必要な条件

失業保険とは、雇用保険の被保険者が、会社都合(倒産など)・自己都合(様々な理由がありますね)により会社を辞めて失業してしまった場合に、次の仕事が見つかるまでの間に一定額の給付を受けることができる制度です。この失業保険を受けるには下記の条件に当てはまる必要があります。

失業保険をもらうために必要な条件

・ハローワークで求職申し込みをして、いつでも再就職できる状態の人(再就職の意思がある人)
・離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12か月以上ある人

被保険者期間は、特定受給資格者又は特定理由離職者について、「離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合」でOKとされています。特定理由離職者の中に妊娠出産や育児・結婚に伴う住所の変更の場合などが含まれていますので妊娠による退職の場合は、被保険者期間が離職の日以前1年間に6ヶ月以上あれば大丈夫です!

一般的な手続きの流れ

失業保険受給までの流れ

①雇用保険被保険者証、雇用保険被保険者離職票をはじめとした必要書類の準備
②近くのハローワークに出向き、求職申し込みをして雇用保険被保険者離職票を提出する
③受給資格の決定を受ける
④受給説明会に出席
⑤就職活動を開始
⑥失業認定を受ける
⑦失業給付の受給

①雇用保険被保険者証、雇用保険被保険者離職票をはじめとした必要書類の準備

雇用保険被保険者証は、下記のような小さめの紙で、会社が保管している場合がほとんどのようです。私の場合、1社目は会社が持っていて2社目の時は自分で保管していました。現在の会社も会社保管となっており手元にはありません。失業保険手続きに必要なので必ず手に入れるようにしましょう。

雇用保険被保険者離職票は退職後に会社から届きます。有給休暇消化中の方は有給消化最終日である退職日を迎えてから離職票の手続きがされるはずですので、自分が思っているより遅く届くでしょう。私の場合は、4月中旬から末日まで有休消化をしたため、離職票が届いたのは5月上旬(GW明け)でした。営業日でいうと大体10日弱ほどでした。

②近くのハローワークに出向き、求職申し込みをして雇用保険被保険者離職票を提出する

ハローワークってたくさんありますが、失業保険の手続きができるところとできないところがあるのでしっかり調べた上で行きましょう。

私は当時千葉県柏市在住でしたが、柏市のハローワークでは就職活動支援(仕事紹介など)の窓口しかなく、お隣の松戸まで行く羽目になりました…。

ハローワークの窓口で必要な書類は下記の通りですのでもれなく準備した上で行きましょう!

以下の書類が必要ですので持参してください。

雇用保険被保険者離職票個人番号確認書類(いずれか1種類)マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)、身元(実在)確認書類((1)のうちいずれか1種類((1)の書類をお持ちでない方は、(2)のうち異なる2種類(コピー不可))(1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など(2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など、写真(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)2枚、印鑑本人名義の預金通帳又はキャッシュカード(一部指定できない金融機関があります。ゆうちょ銀行は可能です。)

ハローワークインターネットサービス

③受給資格の決定を受ける

ハローワークへの初回訪問にて、受給資格の決定を受け、今後の就職活動の流れや受給に必要な説明会について説明されます。必要書類なども受け取りました。

④受給説明会に出席

指定された日時で説明会に参加しました。

⑤就職活動を開始

失業保険を受給するためには、「求職活動の実績」が必要になります。就職活動をちゃんとしてるかどうか判断できないと、受給資格に満たないからです。求職活動とみなされているのは下記のようなものであり、求人票や転職サイトをただ見てるだけではダメ!です。

求人への応募

ハローワークが行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、各種講習、セミナーの受講など

許可・届出のある民間機関(民間職業紹介機関、労働者派遣機関)が行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、求職活動方法等を指導するセミナー等の受講など

公的機関等((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方自治体、求人情報提供会社、新聞社等)が実施する職業相談等を受けたこと、各種講習・セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講、参加など

再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験

ハローワークインターネットサービス

⑥失業認定を受ける

この求職活動の実績が認定期間内に原則2回以上認められれば、失業認定を受けることができます。

⑦失業給付の受給

失業認定を受けてから数日後に失業保険が指定口座に振り込まれます。ただし、自己都合退職などの場合は、待機期間が3ヶ月あり、その間は失業手当の受給はできません…。正直すぐに再就職したいと思っている方の場合3ヶ月も待ってられませんよね…。当時の私もなるべく早く再就職をしたいと希望していたので、「再就職手当」の受給を受けることにしました。

「再就職手当」とは一定の条件を満たせば待機期間3ヶ月をまたなくとも手当を受給をすることができます。

妊娠による退職の場合の手続きの流れ

妊娠による退職の場合の失業保険受給までの流れ

①雇用保険被保険者証、雇用保険被保険者離職票、受給期間延長申請書をはじめとした必要書類の準備
退職日の翌日から30日経過した以降に、近くのハローワークに出向き失業保険受給延長手続きをする
③受給資格の決定を受ける
④出産後、受給説明会に出席
⑤就職活動を開始
⑥失業認定を受ける
⑦失業給付の受給

①雇用保険被保険者証、雇用保険被保険者離職票、受給期間延長申請書をはじめとした必要書類の準備

雇用保険被保険者証、離職票については一般的な手続きと同じように会社からもらうようにしましょう。妊娠による退職の場合はすぐに再就職ができないと思いますので、「受給期間延長申請書」が必要になります。この申請を行うことで、退職日の翌日から4年以内であれば失業保険の申請ができるようになるんです!

一般的には退職してから1年以内に失業保険の手続きをしなければなりませんが、妊娠出産の場合はバタバタしてこの期間内に手続きを済ますのは難しい場合もあるため、必ず延長申請をしておいた方がいいでしょう。

②退職日の翌日から30日経過した以降に、近くのハローワークに出向き失業保険受給延長手続きをする

妊娠による退職で受給期間延長をする場合、退職の翌日から30日働いていない期間を経た上で、手続きに向かう必要があります。早期の手続きが原則ですが、やむを得ずすぐにハローワークに行くことが困難な場合は受給延長期間内であれば手続きが可能なようです。

◆受給期間延長の手続きに必要な書類等

(1)受給期間延長申請書(ハローワークで交付もしくは、郵送により送付することも可能です。) (2)離職票―2 (離職票―1は受給期間延長の手続きには不要ですので、提出しないでください)(3)雇用保険受給資格者証(4)延長理由を証明する書類 (5)はんこ

東京ハローワーク

必要書類をしっかり揃えてハローワークに行きましょう。自治体によるのかもしれませんが、代理人による手続きも可能なようですので、つわり等で外出が厳しい場合はそういった方法も検討しましょう。また、延長理由を証明する書類としては、母子手帳が有効なようです。

③受給資格の決定を受ける

ハローワークへの初回訪問にて、受給資格の決定を受けます。

④出産後、受給説明会に出席

出産後、再就職活動を始めるタイミングでハローワークに出向き、失業保険の受給説明会に出席します。

⑤就職活動を開始

就職活動を再開しましょう。全国のハローワークで、子育てをしながら働く女性に特化した就職相談窓口「マザーズハローワーク」がありますので、まずはそこに行ってみるのも良いかもしれません!

⑥失業認定を受ける

先述と同じく「求職活動の実績」を認められると、失業認定を受けることができます。

⑦失業給付の受給

失業認定を受けてから数日後に失業保険が指定口座に振り込まれます。

まとめ

いかがでしたか?妊娠により、止むを得ず退職した場合、お腹の子どもを考えると再就職のことなんて気にしてられないかもしれません。しかしいずれまた仕事をしたいと思っているのであれば、実際就職をしないとしても失業保険の受給延長申請はしておくことをお勧めします。

なにがあるかわからないですので、貰えるものはもらった方がいいに決まっています!!妊婦さんの状況を鑑み、代理手続きが可能な場合もありますので、まずは近くのハローワークに問い合わせて相談してみるのがいいでしょう。手続きに関する細かな疑問についても、ハローワークが問い合わせ先になります。

全国ハローワークの所在案内 厚生労働省 にて近くのハローワークを調べてみましょう

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